無垢と合板、どっちが良い家具?

突板

無垢(むく)材と合板の家具、どちらが良いと思いますか?

タイトルを見た方は、「無垢に決まってるじゃん、合板は安物でしょ。」と思ったでしょう。

確かに値段も無垢の家具の方が高いですし、皆そう思いますよね。

無垢板

でも、それって、あまりにざっくりと評した場合なんです。

無垢にも、合板にも一長一短があって、

必ずしも、無垢の家具>合板の家具というではないんです。

 

無垢材のデメリットをメリットに変えた合板家具

合板の良さは、無垢のマイナス面をプラスにしているところ。

材料費が安定的で安く、割れ反りも生じない。

軽くて移動も楽。

均一な仕上がりで、プリント化粧なら木目も一緒。

材料のロスが少ないから比較的値段も安い。

フラッシュ構造

だけじゃないんです!

 

突板(ツキイタ)という環境にやさしい技術

合板の家具は突板(ツキイタ)という天然木を極薄(0.3-0.5mm)に剥いだ単板を、

積層合板や繊維板に貼って作られています。

世界的に枯渇する貴重な天然資源を後世に残し、

少しでも多くの人々に美しい天然木の良さを感じて頂けるためのエコロジー技術が突板です。

 

さらに、

高級家具でも合板で作られているものがたくさんある。

 

高級民芸箪笥や輪島塗りに代表される漆塗りの家具などは合板で作られています。

世界に誇る高い木工技術と漆塗りで仕上げた家具は超一級品です。

中には総無垢仕様のものもありますが、背板だけは合板を用いることが多いですし、

高級かどうかに関係なく、ほとんどの収納家具は前板のみに無垢材を使うのが一般的です。

 

というわけで、

合板の家具=安物、

ではないことだけは覚えておいてください。