涙!涙!映像のマジック「DESTINY 鎌倉ものがたり」

やられました。

なにがって?山崎貴映画監督にです。

「ALWAYS三丁目の夕日」、「永遠の0」に続いて、「DESTINY 鎌倉ものがたり」でも泣かされました。

この監督は涙腺の弱くなった中高年の涙を誘う秀逸なテクニックを持っているようです。「スターウォーズ」に影響を受けて映像の世界を志したと言われる山崎監督は、ルーカスやスピルバーグと同様に、どんなシナリオやキャストでも映像と音楽で観客を魅了する技術を持った映像の魔術師です。

ちょっと辛口に批評すれば、この映画のストーリーはありふれ過ぎて結末は子供だましと言ってよく、ジブリの「千と千尋の神隠し」のオマージュというかパクリ?でもあり、しかもキャストはコメディタッチのオーバーアクションで涙する要素がひとつも無いのですが・・・でも、泣けるんです。私だけでなく斜め前に座っていた男性も鼻をすすり、目を拭いてました(笑

他の監督だったらただのB級映画で終わっていたと思うので、山崎監督は天才です。

この映画の原作は「三丁目の夕日」と同じ漫画家の西岸良平さんということもあり、昭和レトロな感じが満載の作品です。「百円ショップ」と言う単語が出てきたと思えば、昭和40年代の車が登場するなど時代設定が不可思議ですが、古い水屋飾り棚など素敵な和のインテリアも見どころのひとつです。

中でも主人公の家の居間にあるこたつに載せた縁のある正方形のこたつ天板は現在でも販売されているので、興味のある方はチェックしてみてください。