厚木はラーメン激戦街道

ラーメン過疎からラーメン激戦区になった厚木

B級グルメの王様といえば「ラーメン」。90年代までは厚木には、今のような個性的で人気のあるラーメン屋は一軒もありませんでした。
ところが近年の全国的なラーメンブームと家系ラーメンの拡大で、現在はラーメン屋激戦区になりました。あまりの加熱ぶりに競争に勝てずに数年、いや数ヶ月で店を畳むところもあるくらいです。

無類のラーメン好きが食べ歩いた厚木のラーメン

出先で旨そうなラーメン店を見かけると思わず入ってしまうラーメン好きですが、そんな私が地元厚木のラーメン屋をご紹介します。順番はお奨め順ですが、このエントリーは不定期に更新しますので是非ブックマークをおすすめします。


【最新トピックス】2019年12月1日

時代は家系から味噌系に

最近は一世風靡した家系(豚骨醤油)が乱立したこともあり、ラーメン通の中ではやや食傷ぎみ。代わりに味噌ラーメンの進出が著しい。従来から味噌ラーメンを売りにしていた所も味に改良を加えて進化しています。味の変化に乏しい家系と異なり種類の豊富な調味料である味噌を使うことからバリエーションが出しやすく、多彩な味が今後も増えそうな予感がします。


チェーン店は

店舗ごとにランキングしています。それは店舗ごとに接客を含めたサービスの質や味が異なる事が多いためです。特にオーナーの異なるフランチャイズ店や暖簾分けの兄弟店では別物と思えるほど違う場合もあります。本来はどの店でも同じサービス、同じ味であるはずのチェーン店ですが、それが徹底しているのは大手外食チェーンくらいであり、限りなくそのクオリティが高いのは「マニュアル化」の先駆け、世界最大の外食チェーンであるマクドナルドくらいだと思います。


近年は

市外に複数の店舗を持つ中型チェーン店の進出が目立ち、厚木土着のラーメン店や単独店の元気が無い。洗練されたチェーン店に打ち勝つにはそうとう厳しい激戦区となった厚木のラーメン。逆に厚木で勝ち残れば東京でも勝てると思われます。


長らく

ランキングが固定されてきましたが、ぼちぼち見直しの時期になってきたようです。時が経てば人は変わり、人が変われば味も変わる。「伝統の味」を保ち続けるのは、実は言葉で言うほど簡単では無いんだなと実感する今日このごろです。


※このページは個人的な掛け値のない感想です。お店の宣伝になるような具体的な場所や営業時間などは他のグルメサイトなどで検索ください。


ZUND.BAR

厚木市七沢。七沢の水にこだわり、あえてわかりにくい奥まった場所に出店し鳴り物入りで登場した有名店。都内にあるジャズ・バーのような雰囲気にステンレスの器という従来のラーメン店とは一線を画す店。鶏ガラ醤油と細麺が特徴。定番の塩ラーメンはすっきりしたスープながらしっかり出汁が効いてつい飲み干してしまう味。麺は選べるが博多ラーメンの様な細麺がおすすめ。つけ麺は弾力のある麺と炙りチャーシューが絶品。マスコミにたびたび取り上げられ週末、祝日は凄い行列でかなり待たされる。場所が場所だけに地元でも行きづらいのも難点。

ZUND BAR

 

ZUND BAR

 

厚木ラオシャン

厚木市幸町。具のない透明なスープに細麺のシンプルなタンメンで、みじん切りのタマネギと特製のラードを垂らして食べる。メニューはこのタンメンと餃子のみで、この餃子がなんとも・・。でも、ついオーダーしてしまう不思議な味。飲んだ後には特に最高です。

ラオシャン

 

だるまのめ

厚木市中町。博多ラーメン風のとんこつ細麺ほか、太麺の油そばもなかなか。首都圏チェーン。

だるまのめ

本丸亭

厚木市幸町。家系が席巻する厚木界隈に風穴を開けた店。透明な塩味鶏ガラスープと縮れ麺に春菊がトッピング。柔らかいチャーシューが旨い。餃子もなかなかでシュウマイのようなプリプリ・ジューシー感があり、小麦粉を溶いたパリパリの皮付きもいい。テレビなどのマスコミに取り上げれてからはその名は全国区に。いつも行列ができている人気店で横浜、銀座にも出店したようですが、オーナーが変わってしまいました。

本丸亭

 

当り矢

厚木市中町。辛みを段階に分けたオロチョンラーメンが定番。ラーメンのほかに定食もやっている。

 

魂心家

厚木市岡田。家系ラーメンのチェーン店。ご飯おかわり自由のガッツリ太麺で味は濃い。

魂心家

厚木家 

厚木市妻田東129号バイパス沿い。定番の「家系ラーメン」。トッピングが豊富で備え付けのニンニクが数種類あるのが嬉しい。長らくランキングトップでしたが、味が大きく変わってしまったのが残念です。厚木家

麺や食堂ブラジル

厚木市幸町。昔ながらの中華そばで、かつお節の風味が漂うあっさり醤油味。店内はラーメン博物館のようなレトロなオブジェがいっぱい。厚木では老舗のラーメン店。

麺や食堂ブラジル

二代目梅家

厚木市中町。とんこつ醤油のベーシックな家系ラーメン。

二代目梅家

ラーメン研究所 

厚木市下津古久、麺、スープ、出汁を多彩にアレンジしたメニューが特徴。

ラーメン研究所 

湧貴苑

厚木市恩名、日立オートモティブシステムズ近く。飾らないごく普通の大衆中華定食屋ですが、ボリューム、味とも満足のお店。

 

麺や食堂246店

厚木市船子。市内老舗ラーメン店ブラジルの3号店。昭和レトロな本店と異なり店内はZUND.BARを意識したようなジャジーな雰囲気に。

麺屋食堂

 

ラーメンショップ 岡田店

厚木市岡田、NTT前。家系に近いとんこつ醤油だがしつこくない。太さが一般的な普通サイズの麺がやや多め。食べるのが遅い人は硬めの茹加減がおすすめ。

ラーメンショップ

 

 

源絆家(げんきや)

厚木市酒井。市中心部から小田原厚木道路に向かう途中右側にあり、過去に同様の家系ラーメン店が入れ替わっている場所。
味は言わずと知れた定番の横浜家系。トッピングを含めたメニューが多いためか券売機の表示が複雑でやや迷う。

源絆家

 

 

うづまき 

ブラジルの二号店。家系のような濃厚スープに得意のカツオの香りをプラス。本来のさっぱりラーメンとは真逆のテイストはチャンレジだが、もうひとつひねりが欲しい。厚木市旭町、駅南口近く。うづまき

ばってん

厚木市下荻野。博多風ですが、関東向けにアレンジした濃厚とんこつ。ただし麺は太麺(普通麺)と博多ラーメンの極細麺を選択できる。トッピングが多くマー脂が合います。脂はややきつめ。

ばってん

小林屋-妻田店

妻田伝田交差点脇。北海道味噌ラーメン。甘みのある濃厚な味噌スープ、大きめで柔らかいチャーシュー、コシのある麺は家系の多い厚木では差別化されている。

小林屋-妻田店

味噌のカネコ(旧 味噌番長かねこ)

R129東名インター近く。店名を味噌番長から味噌のカネコと変えてメニューを一新し、昭和レトロな内外装も刷新し良くなった。ご飯と漬物、生玉子がサービスなのはガッツリ系にはうれしい。

 

↓は旧メニュー

味噌番長かねこ

めん処 基いち

厚木市戸室。汁の無い油そば麺はシコシコとのどごしが良く、意外とさっぱりしているので飲んだ後でもいける。居酒屋としてメニューも豊富。

基いち

博多一風堂

本厚木駅東口構内。全面改装したミロード東口に全国区のラーメンチェーンがオープン。濃厚な本場とんこつ博多ラーメンはラーメン好きにはもうお馴染み。一口餃子もグッドです。博多一風堂

大正麺業 厚木店

厚木市戸室。豚骨出汁の味噌ラーメンが看板のようですが、スープの本質がわかるあえてあっさり醤油をチョイス。飲んだ後の一杯に最適なシンプルなラーメン。餃子はもっちりとした皮に肉汁あふれるジューシーな味わい。

大正麺業 厚木店

しょうゆのおがわや

厚木市田村町。看板通りの超こってり系で、豚バラ肉も脂たっぷり。テイストは家系。ここの場所はその昔、長らく回転寿司店が営業していましたが、その後は居酒屋、釣具店とくるくるお店が変わりなかなか落ち着かない場所ですが。。

おがわやおがわや餃子

日の出製麺所

厚木市長沼。シンプルながらしっかり出汁の効いたスープと食べやすい麺。日の出製麺所

花月 129号店

厚木市関口。げんこつニンニクの濃厚な豚骨ラーメン。全国チェーンで旭町店は閉店。壱七家本厚木駅北口、吉野家の並びにある家系。

花月 129号店

壱六家

厚木市船子。オーソドックスな家系。

 

壱八家

厚木市旭町、本厚木南口。家系のチェーン店。

 

オハナ堂

本厚木駅東口。濃厚なとんこつ汁と沖縄のソーキそばのようなプリプリ麺が特徴。とにかく脂が凄い。

オハナ堂

東名家

厚木市林。家系ラーメン。

 

日高屋

チェーン店。幸楽苑と同じ低価格ラーメン。ラーメンより餃子とビールのちょい呑みがいい。駅前の一番街と東口に二店ある。

 

丸源

厚木市岡田、国道129沿い。醤油ベースに甘みを加えたスープに薄切りの豚肉と紅葉おろしがトッピングされているのが特徴。右は卵焼きがリングを描いたチャーハン。丸源

パワースポット 厚木店

厚木市林。とにかく量がすごい。ラーメンは大、小、ミニとありますが写真は「小」に全部のせトッピング仕様。強烈な背脂とニンニク、どっかり盛りのもやしで精がつきます。満席だったとはいえ、入店するなり当然のように外に追いやられて待たされたのは頂けない。

パワースポット 厚木店

 

小林屋 

厚木市上荻野。分厚いチャーシューが柔らかく濃厚で旨い。スープは甘い味噌味。チェーン店で妻田R246沿いにもある。

小林屋

郎郎郎(さぶろう)本厚木店

厚木市中町、バス通り。大勝軒の跡に入った二郎風の太麺とんこつ。無料トッピングのもやしの量を選べるが、茹でただけなので少量で十分だった。ラーメンのほかつけ麺やご飯物などのガッツリ系メニューが多数。

ぎょうてん屋ラーメンぎ郎 東名厚木店

R124沿い、東名健康センター隣。家系のぎょうてん屋系列店で富士栄から屋号変更した。ニンニク追加は選べる。麺は極太でかなり硬いのは好みが分かれるところ。スープも濃い目で「ラーメン二郎」に似ている。ライスが無料なのがお得。ぎょうてん屋

屋台らーめん・つぼ漬けラーメン

厚木市愛甲。知る人ぞ知る謎のお店。
ここは店の主人の意向で撮影及びネット掲載禁止とのこと。つぼ漬けの謎と味はノーコメント。


 

  

■■■■ラーメン・セメタリー■■■■

ラーメン激戦区ゆえに数年で消えてしまったラーメン店が数多くありました。以下はもう無いラーメン店です。兵どもが夢の跡、消えていったラーメンを偲び合掌。

 

ぎょうてん屋

厚木市林。近隣は家電量販店やユニクロ、外食チェーンが並ぶバイパス沿いで入りやすい。R246沿いで東名IC近くの健康ランド隣にもある。以前はスタンダードな家系のとんこつ醤油だったが、現在はラーメン二郎に似た味と従来のノーマルな家系の二本立て。また麺が全体的に硬めに変更され、バリ硬は好みが別れるところ。

麺や ぼんず

厚木市長谷パチンコ店敷地内。同名の店が他県にあるようですが、ここは本丸亭の系列店。トロトロの炙りチャーシューが絶品です。毎日のように通うパチンコ客のランチにラーメンはきつかったのか現在は定食屋に変わりました。

 

 

らーめん流

厚木市妻田北。 辛さお好みのラーメンがウリですが、辛いと味の本質が分からなくなるのであっさり塩をチョイス。丁寧な味でした。

 

拉麺 汁力

厚木市山際R129号沿い。強烈な脂と刻みニンニクがドッカ~ン。味も濃い目。

きんか本舗

厚木市元町 相模川河川敷近く 野菜たっぷりのとろみのあるスープが特徴。写真はオリジナルなチーズのトッピング。強烈な個性でしたが・・

東池袋大勝軒 節物語in

本厚木厚木市中町。赤い風船隣。即席麺でも有名なつけ麺チェーン。カツオ出汁の香りが強い魚介のスープとプリプリの太麺が特徴。本店のお家騒動が影響したのかあまり続かず閉店。

麺庖くらかど

厚木市下荻野。家系のとんこつ醤油に魚介風味が少しあり、麺はしっかりとして食べ応え十分。1日限定78杯だそうです。

麺屋鼎

厚木市泉町。県内のチェーン店で家系のとんこつ醤油。現在は閉店。

よってこや

厚木市中町。濃厚で味の濃いとんこつスープと細麺が特徴で好きでしたが、数年で撤退し現在は市内にはありません。チェーン店。

味噌盛 

麺やブラジルの差し向かえにあったラーメン店。味は・・・あまり覚えていません。

ITAMEYA

厚木市中町4丁目 本厚木駅北口。ワンタン麺と餃子をチョイス。オーソドックスな醤油味でも味はグッド。細麺が食べやすく美味しかった。炙りのチャーシューもなかなか。しかし秒殺でした。残念ですが1年もたなかったようです。現在は揚げ物系の居酒屋です。

田舎らーめん

厚木市田村町。昔食べたことがあるのですが味は憶えていません。現在は閉店。

吉本家

厚木市中町。家系ラーメン。岡田の東名店も撤退。

壱鵠堂

厚木市船子。焦がし醤油味。チェーン店。

味乃やまびこ

厚木市泉町、本厚木駅南口。旭川のラーメンを関東風にアレンジ。焦がし味噌が個性的。厚木では古参で地元ケーブルテレビでも宣伝していましたが閉店してしまいました。

麺屋 鶏とり

本厚木駅北口。ゲームセンターファンファン裏通り。濃厚スープをテーマとしている通り、舌に絡みつく濃厚さだが、麺はやや細め。数年で撤退し、現在は同様のらーめん店がオープン。鶏とり

幸楽苑

厚木市田村町129号バイパス沿い。低価格がウリの全国ラーメンチェーン。厚木には二店舗進出。全国的に不振なためか撤退。現在は「いきなりステーキ」。


いやぁ~、こうして列記すると家系が多いのと、よく食べ歩いたなぁと感じます。この他にも食したことのないお店がまだまだあって、ざっと調べるとラーメン扱い店は80件を超えます。これほど多いのですから、厚木はラーメンの街と言ってもいいのではないでしょうか。

どのラーメン店も個性的で店構えやインテリアも凝っていて楽しい。なかでも民芸茶屋風のお店でよく目にするのがトイレの手洗鉢。白い洗面台と違い味があって、お店のこだわりを感じます。ラーメン店ではそういうところも楽しみのひとつです。


最近、このブログの記事が口コミサイトの記事に引用されていることに気が付きました。無断引用はパクリと見なしますのでライターの方はプライドを持って書いてほしいものです。


つづく